BankManager

日本の新発売！

 

BankManager™ System

（バンクマネジャシステム）

リチウム (LiFePO4) バッテリーと鉛蓄電池を同じシステムに組み合わせて、すべてを最適に充電します。BankManager の概要紹介

 

2021 年 1 月、クラーク氏は、ボート上でリチウム (LiFePO4) バッテリーと鉛蓄電池 (Pb) バッテリーを同じシステムで組み合わせる方法についてのビデオを投稿しました。多くの質問を受け、調査を行った結果、バッテリーを単に接続するだけでは機能するが、バッテリーは最適に充電されないという結論に達しました。実際、現在市販されているどの充電コントローラーを使用しても、リチウム バッテリーを最適に充電する方法はないようです。そこでクラーク氏は、現在ではバッテリー バンク管理システム (BBMS)、別名 BankManager™ と呼ばれるものを発明しました。

 

多くの人がバッテリー管理システム (BMS) についてよく知っていますが、これはすべてのリチウム バッテリーにインストールされている必要があります。BMS は、バッテリー内の個々のリチウム セルの電圧を監視し、緊急時にすべてをシャットダウンする機能を備えています。一方、BBMS はリチウム バッテリーの充電を制御します。BBMS は BMS に代わるものではありませんが、BMS と併用すると、リチウム バッテリーを最適化して、よりスマートな充電とより長いバッテリー寿命を実現します。何よりも素晴らしいのは、電気システム全体をアップグレードすることなく、リチウム バッテリーのメリットの多くを得られることです。代わりに、既存の鉛システムに 1 つまたは複数のリチウム バッテリーを追加するだけです。バッテリー充電コントローラーを変更する必要さえありません。

 

発売以来、Clark の BankManager™ BBMS ユニットは SV Temptress と SV Tla Hla に設置されています。また、ボート乗り、RV 乗り、その他のオフグリッド ユーザーにも 500 台以上のユニットを販売しています。その間、ユニットの 99% は最初の設置から完璧に機能しています。残りの 1% には、システムの特殊性に対応するように設計された更新ボードが取り付けられています。これにはソフトウェアの小さな変更が必要でしたが、BankManager™ の今後のすべてのバージョンでソフトウェアを更新しました。このページには、BankManager™ の仕組みと購入方法に関する詳細情報が記載されています。

新発売のBankManager™ 第 3 世代のご紹介

弊社の最新製品である BankManager Gen3 が、現在ご注文いただけます。Gen2 のすべての機能に加え、さらに多くの機能を備えています。

このユニットは 12V、24V、36V、または 48V システムで動作し、船舶、RV、オフグリッド住宅、その他のハイブリッド バッテリー アプリケーションに使用できます。このユニットにはセンサーが含まれ、Gen3 および以下にリストされているユニバーサル スペア/交換部品と互換性があります。

Gen3 は、BankManager™ ラインのかなり大規模なリスピンです。より高性能なマイクロプロセッサに基づいており、新しい機能が可能で、動作が 25% 高速化されています。Gen3 には、非常に多くの新機能が含まれています。それは…

・よりスタイリッシュな黒いケースに入っており、画面は 2 倍の大きさです。

・ディスプレイは暗くしたり、オフにしたりできます。

・ケースに電源スイッチ (および新しい充電リセット スイッチ) が付いています
・ユーザーがリチウム バンクをより細かく制御できるようにするいくつかの新機能があります
・オプションで、寒冷気候から保護します
・オプションで、外部負荷を介して充電後にバンクの表面電圧をすばやく下げる機能があります
・これにより、バンクの寿命がさらに長くなります
・オプションで、電流の過剰を制御するために利用できる通信ピンがあります
・その他多数... (完全な機能リストはこちらをご覧ください)。

設計用のドキュメント（日本語版）

    しかし、おそらく最も興味深い新機能は、BankManager に Bluetooth LE 無線が付属していることです。これは、システム内の BankManager の動作に関する瞬間データと履歴データの両方を送信します。この記事の執筆時点ではまだアプリはありませんが、開発中であり、Gen3 BankManager のインストール後にダウンロードして接続できるようになります。このインターフェイスの技術仕様を公開する予定です (このリンクを参照)。これにより、誰でもこのデータ ストリームを使用して独自のアプリを作成したり、独自のボートまたは住宅管理システムに統合したりできるようになります。BankManager を早期に採用した人の多くは非常に有能なエンジニアであり、これは最も要望の多かった機能の 1 つです。近い将来、BankManager は多くのオープン プロジェクトに統合されると確信しています。BankManager をシステムに統合する場合は、私に連絡してください。システム リンクをここに追加します。

     

    BankManager™ Gen2 モデルは、ハイブリッド環境で LiFePO4 バッテリーを効果的に保護し、より経済的に製造できる非常に優れたデバイスであるため、引き続き提供およびサポートする予定です。 500 台を超える Gen2 ユニットが出荷されており、これらのユニットが現場で良好に機能しているというメールが毎週届いています。

    Gen2 および Gen3 BankManager™ ユニットは、米国の住所をお持ちの方ならどなたでもご注文いただけます。海外の配送拠点から提供したいと考えていますが、CE 認証を取得するまでは、米国ウィスコンシン州から出荷され、米国内でのみ出荷可能です。米国以外の国の場合は、ReShip.com などの転送サービスを使用して注文を受け取ることをお勧めします。この方法を使用して多くの BankManager™ が安全に到着しており、ダイレクト メールよりも安全で、はるかに安価です。

    注文処理と配送時間: 当社は、毎週注文を処理する小規模な家族経営の会社です。通常、日曜日の朝に注文データをダウンロードし、月曜日に UPS で出荷します (追跡番号は通常、週の半ばまで有効ではありません)。したがって、一般的に、日曜日の東部標準時午前 10 時より前に BankManager™ ユニットを注文した場合、注文は週末までに米国の住所に届くはずです。ご注文の遅延を防ぐため、ご住所と電話番号が正しいことを確認し、すべての商品を同時にご注文ください。

    Gen3 には 3 つのケース スタイルがあります:

    All-in-One

    「オールインワン」ユニットは、すべての接続ワイヤを 1 つのユニットに直接接続します。 Gen1 または Gen2 BankManager からアップグレードする場合、ケースのフットプリントは Gen2 と同じで、以前の製品と同じ接続ワイヤ順序を使用するため、これが最も簡単なアップグレードになります。 このケースは最もシンプルで、すべてが 1 つのボックスに入っています。 これは、BankManager™ をバッテリーの近くに取り付ける場合や、ユーザーがディスプレイ ユニットに複数のワイヤを配線してもかまわない場合に特に便利です。

     

    Split Models (2モデルあり）

    スプリットユニット

    また、Gen3 BankManager には、ユニットの機能が 2 つのボックスに分割された 2 つのモデルも用意されています。どちらのモデルでも、最初のボックスは補助ユニットです。このボックスには、すべての接続ワイヤ用のネジ端子があり、コンタクタと電流センサーの近く (通常はバッテリーの近く) に設置できます。2 番目のボックスであるディスプレイ ユニットは、ユーザー インターフェイスを提供し、簡単に見ることができる場所に設置できるように設計されています。2 つのボックスは、ユーザーが用意する 2 本の通常のイーサネット ケーブルで接続されます。

    表面実装ユニットは、最小のヘッド ユニットで、設置場所に穴を開ける必要はありません。イーサネット ワイヤは、ディスプレイ ユニットの下部から出ています。

    背面実装 (オプションのフラッシュ マウント) ユニットを使用すると、すべてのワイヤが背面からユニットに入るため、BankManager™ へのワイヤを隠すことができます。オプションで、他の最新のボート計器と同様にフラッシュ マウントでき、プロフェッショナルな外観の設置を実現するトリム リングが含まれています。

     

    システム要件

     

    BankManager™ が適切に機能するには、次のものが必要です:

    現在鉛のみのシステムをお持ちの場合:

    ・鉛バッテリーに適切な最大充電電圧を設定できる、機能している鉛バッテリーベースの電源システム。BankManager™ ユニットは、12、24、36、または 48 ボルトのシステムで使用できます。

    ・BMS を備えたリチウム (LiFePO4) バッテリー バンク (少なくとも 1 つのバッテリー)

    ・コンタクタ* (互換性のある製品がいくつかあり、BankManager™ と一緒に購入できます。または、独自のローサイド信号コンタクタを用意することもできます)。

    現在リチウム (LiFePO4) システムをお持ちの場合:

    ・少なくとも 1 つの小型鉛バッテリー (ほとんどの設置では薄板スターター バッテリーが適しています)

    ・コンタクタ* (互換性のある製品がいくつかあり、BankManager™ と一緒に購入できます。または、独自のローサイド信号コンタクタを用意することもできます)。

    *. コンタクタは基本的にリレーであり、設置に十分な大きさの定格があります。通常は閉じた状態、通常は開いた状態、または双安定状態のデバイスになります。BankManager™ は非常に柔軟性がありますが、選択したコンタクタが互換性があるかどうかは私に確認することをお勧めします。

     

    システムの利点

    過充電を防止

    リチウム電池は、低電流過充電に対して非常に敏感です。BMS ではこれを防ぐことはできませんが、BBMS では防ぐことができます。市販されているリチウム対応のソーラー充電コントローラを使用すると、電池を過充電する可能性は高いだけでなく、その可能性も高くなります。この低電流過充電現象は、リチウム電池に永久的な累積損傷を引き起こします。BankManager™ は、過充電を心配することなく、リチウム電池バンクを 100% まで充電できます。

    「メモリ」を発生しません

    LiFePO4 電池は、100% 未満のポイントまで繰り返し充電すると、メモリが発生する可能性があります。これにより、将来的に電池をフル充電することが困難になります。BankManager™ は、この種の「メモリ」を生成せずに、LiFePO4 電池を正確に 100% まで充電できます。

    バッテリー寿命を延ばす

    BBMS は、システム内のすべてのバッテリーが、その寿命を最大限延ばすのに適した方法で利用されることを保証します。各バンクの電圧と充電を監視し、必要に応じて個々のバンクを切断および再接続して、バッテリーを最適化します。

     

    リチウム(LiFePO4)/鉛蓄電池ハイブリッドシステムを促進する

    BankManager™ の様な BBMS を使用すると、LiFePO4 と鉛バッテリーバンクを安全に組み合わせることができます。

     

    予算削減可能

    BankManger™ を使用すると、すべてのバッテリーを交換するのではなく、わずか 1 ～ 2 個のリチウム バッテリーで鉛蓄電池システムをアップグレードできます。さらに、BankManager™ を使用すると、既存の充電コントローラーをそのまま使用できます。

     

    調整可能

    BankManager™ ユーザー インターフェイスを使用すると、充電レベルと充電方法のニーズに合わせて微調整できます。

    BankManager™ が重要なのはなぜですか?

    問題は、電圧のみで充電すると (従来のバッテリー チャージャーのように)、LiFePO4 バッテリー バンクを安全に、または完全に充電できないことです。

     

    たとえば、電圧のみを考慮すると、12V、100A のバッテリー バンクを 14.6V まで充電すると、次のようなことが起こります。

    ・丁度 50A で充電すると、バッテリーは 100% まで充電されます。
    ・50A 未満で充電すると、バッテリーは過充電になり、損傷します。
    ・50A を超えて充電すると、バッテリーは充電不足になります。(たとえば、充電電流が 500A の場合、バッテリーはフル充電のわずか 5% で 14.6V に達します。)

    ボートでは、曇りや無風の日には利用可能な電力が影響を受け、システムにかかる負荷も変化するため、充電電流は常に変化します。正確に 50A (または特定のアンペア数) で充電できるとは限りません。したがって、カットオフ電圧 (従来の充電器のように) で充電することは安全でも効果的でもありません。実際、低電流で設定電圧まで充電すると、バッテリーに永久的な損傷を与える可能性があります。

    一方、BankManager™ は、LiFePO4 バッテリー バンクの状態を 1 秒間に何度も感知し、必要に応じて迅速に反応します。これにより、バッテリーを安全かつ最適に充電できます。

    ・BankManager™ にバッテリーを完全に充電 (100%) するように指示すると、充電アンペア フローと電圧レベルを監視してバッテリーの内部化学に関する手がかりを得て、そのとおりに充電します。
    ・BankManager™ に銀行に 50%、80%、または 90% を請求するように指示すると、BankManager™ は、そのレベルに (ほぼ) 達すると請求プロセスを停止します。

    いずれの場合も、バンクが既に希望のレベルまで充電されているときに充電コントローラが充電サイクルを再開しようとすると、BankManager™ は LiFePO4 バッテリー バンクを充電済みとして「マーク」し、電圧が設定したしきい値を下回るまで再充電されないようにします。

    実際、LiFePO4 バンクがかなり大きく、夜間の需要がそれほど多くない場合 (SV Tla Hla の友人の場合のように)、LiFePO4 バンクの充電を数日間隔で行っても、Lead バンクは毎日充電を続けることができます。

    つまり、BankManager™ を使用すると、各バッテリー バンクをその化学特性に基づいて最も安全で最適な方法で監視および充電できます。

    使い方

    LiFePO4を正しく充電する手順


    基本的なRVソーラー設置手順

     

    クチコミ

    ジャックとリサはハンター410「ショア・ナフ」に乗って暮らしており、2022年1月にシステムを導入して以来、そのシステムに満足しています。

     

    実際の顧客のインストールについての説明:

     

    Andrzej 氏は鉛電池とリチウム電池を混合する独自のアプローチを開発しましたが、最終的には BankManager™ がより手間のかからないシステムの作成に役立つと判断しました。


    英国のサイモン氏は、かなり複雑なインストール作業に取り組みましたが、クラークと協力して BankManager™ を組み込みました。

     

    「Zee Cat」に乗船している Mark Z氏 は最近、フロリダ南西部のボートに 100Ah LiFePO4 バッテリー 1 個を搭載した BankManager™ BBMS を設置しました。朝一番で 13.1 または 13.2V を定期的に確認しています。

     

    ダスティン氏とその家族はオフグリッドの農場に住んでおり、BankManager™ と Growatt Inveter 充電装置を組み合わせています。このシステムは、BankManager が非常に大きな電力レベルを処理できる能力を示しています。

     

    この YouTube ユーザーは、Litime 12V 100AH バッテリーと BankManager を使用したリチウム + 鉛ハイブリッド バッテリー システムを共有しました。これは大規模な住宅用設備であり、ほとんどの海洋設備ほど密ではないため、すべてがどのように接続されているかがはっきりとわかります。

     

    BankManager™ ユニットをインストール済みで、その体験談を共有したい場合は、SailingTemptress@gmail.com までメールでお問い合わせください。

    「オールインワン」ユニットは、すべての接続ワイヤを 1 つのユニットに直接接続します。Gen1 または Gen2 BankManager からアップグレードする場合、ケースは Gen2 と同じフットプリントで、以前の製品と同じ接続ワイヤ順序を使用するため、これが最も簡単なアップグレードになります。このケースは最もシンプルで、すべてが 1 つのボックスに入っています。これは、BankManager™ をバッテリーの近くに取り付ける場合や、ユーザーがディスプレイ ユニットに複数のワイヤを配線してもかまわない場合に特に便利です。